2016-10-21 【詩】あなた 詩 ゆらゆらと あなたの香りが 鼻先をかすめ ふわふわと 窓の奥に 消えてゆく つらつらと あなたへの心を つむげども からからと 過去の穴へと ことばは消える せかいがおわる、その最後の日 あなたと手をとり踊りたい あなたの声と目につつまれ ごうごうとなる炎の中を踊りたい